認知症の進行とともに
大切な人の認知症が進行するにつれて、
あなたはいつもと同じコミュニケーションが成り立たなくなることに気づくと思います。
これも認知症の介護疲れをする一つの要因でもあります。
それはあなたにとって、とても辛いことかもしれませんが、
本人もとても辛いことです。
そうしたコミュニケーションのミスにより、
不満が募るのは当然避けたいです。
そこでヒントとなるのは、あなたの話しかけ方です。
例えば、
「今日の晩御飯は美味しかった?」と聞くのではなく、
「今日の晩御飯の焼魚は美味しかった?」と聞くことで、
晩御飯に何を食べたかを思い出す手間が省けるとともに、
あなたの求める答えが返ってきやすくなります。
このように短くて簡単なコミュニケーションを意識することで、
認知症の方自身も傷つかずに済みます。
やはり、認知症と言えど我に返るときはあります。
その際に自分のことを責めないようにする為にも、
介護者の心遣いでカバーしていきましょう!