認知症の増加は止められない。
国際アルツハイマー病協会の調査によると、
世界の認知症の数は推定4400万人であり、
2030年には7600万人→2050年には1億3500万人に達する見込みだと報告した。
高所得国は認知症増大の矢面に立ってはいるが、この病気は世界的現象である。
今後数十年で認知症の世界的重荷はいや応なく中低所得の国に移っていき、
2050年までに中低所得国では認知症にかかった人が全体の71%を占めるようになると言われている。
そもそも認知症と所得の関係性が謎ではあるが、
増加傾向にあるのは間違いないと思われる。
予防することはできるが、
なってしまってから治すことはできないと思っておいた方が良い。
人間なので調子の有無も関係すると思うが、
増加したときに対応できる知識を身につける必要がある。